消火栓給水システムの使い方


 下の動画は、東京消防庁が消火栓に接続して給水する為の「スタンドパイプ」の使い方を説明しております。

是非ご参考まで御覧下さい。


道路上にある消火栓マンホールの蓋の写真

角形消火栓外観

蓋を開けた状態

丸形消火栓外観

蓋を開けた状態




①路上の消火栓の蓋に、「十字鍵付きハンドル」を差し込みます。

蓋を解放する際には、周囲の安全を確認し腰を痛めないように注意します。

②完全に解放します。

蓋が手前に倒れて足を挟み込まないよう注意染ます。

予め「放水弁」に十字鍵付きハンドルを差し込めば蓋が倒れてきても安全です。



丸形消火栓の場合

③消火栓鍵(十字鍵付きハンドル)を差し込みます。

 

④テコの原理で蓋を持ち上げます。

⑤丸蓋を開けるときは、一度手前に引き上げてから、180度回して解放します。



⑥消火栓の吐水口にスタンドパイプを結合染ます。

操作時、消火栓マンホール内に物を落とさない様に気をつけましょう。

 

⑦スタンドパイプを吐水口に結合したら、一度上方へ引っ張り確実に結合されているかを確認します。

結合が不十分だと給水中に外れる可能性があり大変危険です。



⑧スピンドルドライバー(十字鍵付ハンドル)を差し込みます。

夜間は懐中電灯などがあると便利です。

スタンドパイプとスピンドルドライバーを差し込むことで、マンホールの蓋が倒れてきたとき、足の挟み込みを防止出来ます。

⑨スピンドルドライバーを反時計方向(左回し)に回して水が出ることを確認します。

水が出ることを確認したらスピンドルドライバーを時計回り方向(右回り)に回して水を止めます。

尚、弁を開くときは周囲の安全を能く確認しましょう。

急激な動作は危険です。

 



⑩スタンドパイプにホースを接続します。

「カチッ」と音がするまでしっかりと差し込みます。

結合後は一度引っ張って確実の結合出来ているかを確認します。

※結合部分は全て差し込み式

です。

⑪スタンドパイプとホースの結合が完全かを再度確認します。

 



消火栓給水システムは、組み立ての必要はありません。


飲料水として使用する場合は、水質検査実施後ご利用下さい。

『消火栓給水システム』の水を飲料水として使用する場合は、念のため水質検査をしてからご利用下さい。

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『消火栓給水システム』は、東京都「地域の底力発展事業助成金」申請対象設備品です。